Amazon審査に却下されて2週間。
「リクエストは却下されました」
また、だ。
画面の前でそう呟いて、何度目かのため息をつきました。
Amazonのセラーアカウントを登録しようとしてから、早2週間。思っていた以上に、審査の壁は私にとって高いものでした。
最初のつまずきは「パスポート」でした
「写真写りがいいから」という軽い理由で選んだパスポート。それが、まさか住所確認の足かせになるなんて、思ってもいませんでした。
Amazonのセラー登録には、名前と現住所がはっきり記載された書類が必要です。 T
ところが、パスポートに住所欄はありません。
では銀行の明細書は?——ネット銀行のWEB明細には、名前も口座番号も載っているものの、住所の記載がない。
公共料金の請求書は?——今の時代、電気も水道もクレジットカード払いにしているので、紙の請求書は一枚も届きません。
「これだけ書類がないと、普通の人はどうするの?」と思いながら調べてみると、Amazonが認めている書類は意外と限られていました。
Amazonセラー登録で使える本人確認書類の例
・運転免許証(住所記載あり)←これがおすすめです。
・公共料金の請求書(紙)
・住民票
デジタル化を進めれば進めるほど、こういうアナログな証明に詰まるというのは、なんとも皮肉な話です。
二重アカウントというミス
書類の問題を乗り越えようとしていた矢先、さらに追い打ちをかけるように、別の問題が発覚しました。
アカウントが、二つ混在している——。
素人ゆえのミスです。Amazonのアカウントには、個人用と出品者用があります。登録の過程で、どこかの操作を間違えてしまったのか?
何が正しくて、何が間違っているのか、もう自分では判断できない状態。
テクニカルサポートへの連絡は、一度や二度ではありませんでした。
チャットでの対応では、11桁の番号が割り振られます。「このケース番号の件、まだ返信がないのですが」と尋ねると、決まってこう言われるのです。
「テクニカルサポートでは質問はお受けできますが、回答はこちらではございません。しばらくお待ちください」
何度、この言葉をチャットで言われたことか。
こんなふうに、時間だけが過ぎていきました。
「待つ」だけの2週間が教えてくれたこと
焦りとも違う。諦めとも違う。
ただ、なんとも言えないモヤモヤした気持ちだけが、胸の中に溜まっていきます。
それでも、その時間がまるで無意味だったかといえば、そうではありませんでした。
ふと気づいたのです。
「この経験、いつか誰かの役に立つかもしれない」
Amazon物販を始めようとして、つまずいて、迷っている人は、私だけじゃないはず。だったら、この時間をただ「待つ」だけで終わらせるのは、もったいない。
そう思った私は、このブログを立ち上げました。
うまくいくかどうか、まだわかりません。でも、迷いながら進んだ道も、きっと誰かのヒントになる。そう信じて、書き始めました。
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この後、私はAmazon物販のために契約していたツール「Keepa(キーパ)」を閉じる決断をします。その時の私は、まだ知らなかったのです——その決断が、物販ではなく「発信」という新しい道へ進むきっかけになることを。
次の話へ続きます。
