【2026年】せどりの確定申告のやり方|必要書類と書き方を経理歴20年が解説
「せどりで利益が出たけど、確定申告ってどうやるの…?」
確定申告初めてで不安

その不安をひとつひとつ解決していきましょう

個人の確定申告(白色申告)は、意外とシンプルです。
この記事では、せどりの確定申告のやり方を、「全体の流れ → 必要な書類 → 書き方 → 提出方法」の順に、初めての人にもわかるよう、やさしく解説します。
読み終わるころには、「これならできそう」と思えるはずです🙂
せどりの確定申告、全体の流れ【4ステップ】
確定申告と聞くと身構えてしまいますが、やることは大きく4つだけ。
まず全体の流れをつかんでおきましょう🙂
売れた・仕入れた・経費を使ったら、そのつど帳簿にメモ
確定申告書・収支内訳書などの用紙をそろえる
1年分のメモを集計して、用紙に売上・経費・利益を書き込む
e-Tax・郵送・税務署の窓口のいずれかで提出
さらに、銀行口座やカードを連携すれば、①の記録もぐっとラクに。
「集計も、書類作成も自分でやるのは大変…」という人は、ソフトに任せるのも手です🙂
→ せどりの会計ソフト3社を比較してみる
「たったこれだけ?」と思いましたか? そうなんです。
たとえば2026年(1月〜12月)に売れた分は、翌年2027年の2〜3月に申告する、という流れです🙂
「12月31日が1年の区切り」と覚えておくと分かりやすいですよ。
ここからは、1つずつ具体的に見ていきましょう🙂
せどりは、ためずに記録する習慣をつけましょう

白色申告と青色申告、どっちを選ぶ?
確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。
ざっくり言うと、白色は「かんたん」、青色は「節税できるけど手間がかかる」。
まずは違いを見てみましょう🙂
| 項目 | 白色申告 | 青色申告 |
|---|---|---|
| 事前の申請 | いらない | 開業届+承認申請が必要 |
| 帳簿のつけ方 | かんたん(単式) | 複式簿記(65万控除の場合) |
| 特別控除 | なし | 最大65万円※ |
| 赤字の繰り越し | できない | 3年間できる |
| 手間 | 少ない🙂 | 多い(でも節税大) |
| 向いている人 | これから始める人・利益が小さい人 | 本格的に続ける人・利益が大きい人 |
※65万円控除には、複式簿記・期限内の申告・e-Taxでの提出などの条件があります。
青色申告を考えている人は、会計ソフトがおすすめです

・10万円…かんたんな帳簿(単式)でOK
・55万円…複式簿記+紙で提出(税務署の窓口・郵送)
・65万円…複式簿記+e-Tax(または電子帳簿保存)
55万円と65万円は、帳簿は同じ(複式簿記)。違いは提出方法だけです。 複式簿記の人がe-Taxで提出すると、+10万円されて65万円になります🙂
※e-Tax(ネット提出)は、白色でも青色でも誰でも使えます。ただし控除が増えるのは複式簿記の人だけです。
白色でいいのかな?

始めたばかりなら白色で十分ですよ🙂 慣れて利益が増えたら、青色を考えましょう

確定申告に必要な書類【白色の場合】
「確定申告って、会社みたいに分厚い書類をたくさん作るんでしょ…?」
そう思っている人、多いかもしれません。
でも安心してください。白色申告で必要な書類は、たったこれだけです🙂
所得や税額を計算して書く、メインの用紙
売上・仕入れ・経費をまとめる用紙。せどりは「一般用」を使います
生命保険料控除・医療費控除などの証明書(該当する人だけ)
マイナンバーカード(または通知カード+身分証)
ここで、経理を20年やってきた私から、ひとつ安心してほしいことがあります。
白色申告の「収支内訳書」は、たった2ページです。
会社(法人)の決算では、「勘定科目内訳明細書」といって、売掛金・買掛金などを、科目ごと・取引先ごとに細かく書き出す明細書を何枚も作ります。私自身、何度も作ってきましたが、本当に大変でした。
でも、個人の白色申告は違います。
収支内訳書は2ページにまとまっていて、会社のような膨大さはありません。
正直、初めて見たときは「え、これだけ?」と拍子抜けしたくらいです🙂
「思ったより、ずっとシンプル」。これが正直な感想です。
古い情報だと「確定申告書B」と書かれていることがあるので、ご注意を🙂
実際の様式は、国税庁の公式サイトで確認できます。
収支内訳書の書き方収支内訳書
収支内訳書は、2ページあります。
まず1ページ目で「利益」を計算し、2ページ目で「取引先」を書きます。
順番に見ていきましょう🙂

※専従者控除は、家族が本格的に手伝ってる場合の欄。一人でやってるなら空欄でOK
┌─ 収入金額 ─────────
│ 売上(収入)金額 ← Amazon・メルカリの売上合計
└──────────────
┌─ 経費 ──────────
│荷造運賃 … 送料・梱包材
│水道光熱費 … 仕事に使う分だけ
│旅費交通費… 電車・バス・ガソリン代
│通信費 … ネット・スマホ(本体代は別)
│消耗品費 … ラベル・インク
│支払手数料… Amazon・メルカリ手数料
│地代家賃 … 自宅の家賃(賃貸で、仕事に使う分だけ)
└──────────────
※使わない欄は空欄でOK🙂
※一覧にない経費は、空いてる欄に足せばOK
「100万円売れたら、100万円に税金がかかる」のではありません。
売上から仕入れや経費を引いた「利益」に、税金がかかります🙂
だから、仕入れや経費をきちんと記録すること=節税になります。 レシートを捨ててしまうと、その分、損をしてしまうんです。
クレジットカードと会計ソフトを連携しておくと、使ったお金が自動で記録され、経費の取りこぼしがありません🙂
※クレジットカードを使った場合も、レシート・領収書は「何を買ったかの証拠」として保管しておきましょう。
【経費】
送料・梱包材・Amazonやメルカリの手数料・通信費などが経費になります。
せどりで経費にできるものは、こちらの記事にくわしくまとめています🙂

2ページ目は、「売上先・仕入先の内訳」を書きます。
主な売上先・仕入先を数件書いて、残りは「その他」でまとめればOK🙂
【例】
・売上先:Amazon、メルカリ、その他
・仕入先:〇〇店、その他

これだけです。
確定申告の書き方を無料で教えてくれます。確定申告期(2〜3月)は相談会場も🙂
税理士会・自治体・商工会議所が開催。税理士さんに無料で相談できることも✨
freee・弥生・マネフォのチャットや電話で、入力につまずいても安心
確定申告書の作成・提出の方法
書類の「作り方」と「出し方」には、それぞれ3つの方法があります。
自分に合ったものを選べばOKです🙂
国税庁の無料サービス。画面の質問に答えるだけで、税額が自動計算されます。初心者にやさしい🙂
日々の記帳から、そのまま書類を作成。複式簿記も自動なので、青色申告したい人に◎
用紙に手で記入する昔ながらの方法。取引が少ない人なら、これでもOK
自宅のパソコン・スマホから提出。税務署に行かなくてOK・24時間可能。今はこれが主流🙂
印刷した書類を、税務署へ郵送する方法
直接持っていく方法。不安な人は、職員さんに聞きながら出せる安心感も
「どれを選べばいいか迷う…」という人へ、おすすめはこちらです🙂
・とにかく手軽に済ませたい人
→ 国税庁の作成コーナー で作って、e-Tax で提出
・青色申告で節税したい人・取引が多い人
→ 会計ソフト で作って、e-Tax で提出
まずは国税庁の作成コーナーを使えば、無料で画面の案内どおりに進められます。
提出期限は、原則3月15日まで。早めに準備しておくと安心です🙂
せどりの確定申告|よくある質問
まとめ|せどりの確定申告は、思ったよりシンプル
せどりの確定申告のやり方を、流れに沿って見てきました。
最後に、大事なポイントをおさらいします🙂
・確定申告は「記録 → 書類を用意 → 作成 → 提出」の4ステップ
・白色申告の書類は、たった2ページ。会社のように膨大ではありません
・税金は「売上」ではなく「利益」にかかる(だから記録=節税)
・迷ったら、まずは白色でOK。国税庁の作成コーナーや会計ソフトを使えばさらにラク
「確定申告」と聞くと身構えてしまいますが、経理を20年やってきた私から見ても、個人の申告はシンプルです。
一度やってみれば、「なんだ、できた」と思えるはずですよ🙂
まずは、レシートを捨てずに取っておくことから始めてみてくださいね。
※確定申告の最新の様式・期限は、国税庁の公式サイトで必ずご確認ください。
【あわせて読みたい|せどりのお金】




この記事が、あなたの確定申告の不安を少しでも軽くできたら嬉しいです🙂
経理・労務を20年以上やってきた経験をもとに、
これからも「せどり×お金」のことを、できるだけやさしくお伝えしていきます。
