メルカリ物販を続けて見えたこと
あの日、ポストに投函した小さな一冊。その経験が、私の背中を押してくれました。
それから約一年、メルカリでの物販を続けてみました。最初は「とにかく出品して、売れたら嬉しい」という気持ちだけで動いていましたが、続けるうちに少しずつ見えてくるものがありました。今回は、そのリアルな体験をお伝えします。
慣れてきたころに気づいたこと
最初は、売れることがただ嬉しくて、発送するたびに小さな達成感を感じていました。
少しずつ慣れてくると、価格の付け方や写真、説明文も工夫するようになり「どうすれば売れるのか」を考える時間が増えていきました。
たとえば、写真は自然光の下で撮影するだけで見栄えがぐっとよくなること。説明文にサイズや状態を具体的に書くと問い合わせが減ること。小さな工夫を積み重ねるうちに、少しずつ売れるスピードが上がっていきました。
梱包にも気を使うようになりました。
丁寧に包んで発送するだけで、購入者さんからの評価が上がります。評価が積み重なると信頼につながり、次の購入にもつながっていく。そんな好循環を実感できるようになりました。
梱包ひとつで、受け取った相手の印象がぐっと変わります。私が使っているのはセリアで揃えたものですが、まとめて買っておくと便利です。
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価格競争という壁
そんな中でも感じたのは、メルカリは値段を下げることで売れやすくなる仕組みだということです。そのため、初心者でも始めやすい反面、同じ商品を扱っていると、価格競争になる場面も多くありました。
誰かが価格を下げる。それに合わせて、また誰かが下げる。自分も下げると、さらに下げられる。気づけば、最初に思っていた価格から大きく離れ、利益はほとんど残らない。そんな経験も、少なくありませんでした。
この「価格競争の沼」から抜け出すには、他の出品者と同じ土俵に立たないことが大切だと気づきました。写真のクオリティ、説明文のわかりやすさ、迅速な発送。そういった「価格以外の価値」で差をつけることで、多少高くても選んでもらえるようになっていきました。
ボンボンドロップシールで学んだ「需要と価格」のしくみ
一方で、まったく逆の出来事もありました。昨年から流行していたボンボンドロップシール。年明けにショッピングモールへ行ったとき、売り場には人が集まり、ちょっとした取り合いのような状態になっていました。
その場を少し離れたところで、ひとつ商品が目に入りました。何気なく手に取り、メルカリで価格を調べると、定価よりかなり高い金額で取引されていました。「これは需要があるかもしれない」と直感し、試しに長蛇の列に並んでその商品を購入してみました。
正直、「本当に売れるのかな」と半信半疑でした。手に入れたボンボンドロップシールを出品すると――えっ!声が出るほど早く、あっという間に売れました。しかも、定価の数倍で。あの時の衝撃は、今でも忘れられません。
同じ商品でも、タイミングや需要によって価値は大きく変わる。安く買って売る側と、価格が高くても、それでも欲しいと思って購入する側。その両方があって、価格が成り立っているのだと実感しました。「欲しい人がいる場所に、欲しいものを届ける」という物販の本質が、少しだけ見えた瞬間でした。
値下げしなくても売れるには、写真・説明文・価格設定の工夫が必要だと気づきました。この本に、そのコツがわかりやすくまとめられています。
一年やってみて気づいた「物販の本質」
一年やってみて思ったのは、ただ出品するだけではなく、「どこで、何を、どう売るか」を考えることの大切さでした。
メルカリは手軽に始められる反面、何も考えずに続けていると消耗するだけになってしまいます。価格競争に巻き込まれず、需要があるタイミングで動く。そのためにも、日ごろからトレンドや売れ筋に目を向けることが大切だと感じました。
この一年間の経験が、次のステップ――Amazon物販(せどり)へ踏み出す力をくれました。失敗も含めて、すべてが今の自分の糧になっています。「やってみなければわからない」を実感した、そんな一年でした。
1年続けてわかったのは、売れる仕組みは自分で作れるということ。もし出品や発送に不安があるなら、この1冊から始めてみてください。
